6月5日に福島から東京経由で、山梨の我が家まで・・・。
りきちゃんは、「一時預かり」の条件でやってきました。

さまざまな、できごとがありながら、
この大震災・原発事故で翻弄された小さな白い犬は、
八ヶ岳で、夏を過ごしました。
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このたび、帰ることになり、昨日、東京のボランティアさんたちが、
8時間もかけて、福島まで、りきちゃんを送っていってくれました。

夜遅く、到着して、恋焦がれたお母さんの胸に、
ぴょ~んと飛びついて抱っこしたそうです
うらやまし~~~。

それを聞いた工場長は「オレには抱っこしてくれなかった
とブチブチ悔しがっていますが、
じつは、してるんですよ。
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ほらね!

最初は情報が混乱して、
計画的避難の地域のワンちゃんだとばかり思っていましたが、
実際は、福島第一原発から、わずか11キロ地点が、
りきちゃんのお家でした。
地震の後、津波が、すぐそばまで到達。
さらに原発事故で、避難命令!
そんな中、ご家族は、りきちゃんも連れて避難されました。
雪が降っていましたね。
その苦難の日々は・・・・・・想像するしかありません。

避難先の住居の心配から、やむなく、
りきちゃんを預けたのですが、
まさか遠く山梨まで離れるとは、思わなかったことでしょう。

風が吹いても、葉っぱが揺れても、虫が飛んでも・・・
りきの心は、お母さん、お父さんを思って、
福島を恋い慕っていたに違いない。
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そんな日々も、もう終わり。

たとえ仮住まいの不自由があっても、
心の底から甘えられるお母さんのそばにいる。

でも、その後で宮城・福島に震度5でしたね。
もうやだ!りきをおびえさせないで!

今夜も、夜鳴きをせずに眠ってね

「少年時代」夏の日のチン太とりきちゃん・・・。


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